コトゴトの散文

日常のコトゴトが題材の掌編小説や詩などの散文です。現在は「竹取物語」を遊牧民族の世界で再構築したジュブナイル小説「月の砂漠のかぐや姫」を執筆中です。宜しければ、ひとときおつきあいください。

【詩】 雨に濡れても

 

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雨の中を歩くのは、とても気が重い

傘を差したって、どうしても足元が濡れてしまう

風など吹こうものなら、なおさらだ

 

そういえば

巡りあわせが良くて、ちょうど、雨が通り過ぎていることがある

 

ごめんなさい、東のあなた

そちらはタイミングが悪かったかもしれませんね

 

巡り合わせが悪くて、ちょうど、強い雨にぶつかるときもある

 

しょうがないな、西のきみ

今日は、ぼくが濡れてあげるよ

 

雨は、西から東へ

ぼくらの上を通り抜けていく

 

そう思うと

少しだけ、気が軽くなった