みなさん、こんばんは。くにんです。
11月も、もう終わり。寒さがいよいよ本格的になってきましたね。
さて、おおよそ180編のマイルストーンを、迎えることができました。
ちょっと一休み。肩の力を抜いて、閑話です。
まずは、御礼を。
いつも「月の砂漠のかぐや姫」を始めとする創作や閑話を読んでいただいて、ありがとうございます!
「月の砂漠のかぐや姫」は、ついに(ようやく( ;∀;))、ヤルダン魔鬼城に舞台が移りました。年内で進むのはあと8話ぐらいですかねぇ。羽磋君たちはヤルダンの中で年を越すことになるんでしょうか。(^-^;
「月の砂漠のかぐや姫」。今でない時、ここでない場所。まだ人と精霊が近くに存在していた時代のゴビの砂漠を舞台として、遊牧民族「月の民」の少年少女が頑張るファンタジー物語です。
話数は多いのですが、一話約2000字ですので、現在単行本2冊分ぐらい。週2回程度の更新なので、いまからゆっくり読み始めても、すぐに追いつける安心設計です。(*^-^*) よろしければ、是非、竹姫や羽達と一緒に、ゴビの大地を旅してください。
今節は、短編「マトリョーシカの中身」と「ユキダルマ」が入っています。どちらも、ムラサキ (id:murasaki_kairo) さんがnoteで編んでおられるアンソロジーに投稿したものです。(「雪だるま」のアンソロジーは現在編集中です)
「ココロにパヒュームを」が甘酸っぱい青春小説だったので、そこからSFの方向に走ったのが「標本採集調査」。そして、ホラーに走ろうと思って書いたのが「マトリョーシカの中身」でした。
一般的に「ホラー」小説には、「恐怖」を感じさせる場面を細かく描写しているものが多いと思います。ですが、僕の中では、「ホラー」は、「恐怖」というよりも「不条理」というように、感じられています。
何の関連もない、何の意味もない死。それが、究極の「ホラー」だと、感じています。(ですから、全く何の落ち度もないのに、事件事故に巻き込まれて命を落とす「ホラー」が、この日常には溢れているのです、僕的には)
それで、「ホラー」作品を書こうと思った結果が・・・・・・、あのような作品になったというものです。ちょっと、「ホラー」には成り切れなかったですかねぇ。(^-^;
「ユキダルマ」は、「歌詞みたいなものを書きたいなぁ」と思ったんです。少なくとも、途中までは。(笑)
うーん、歌詞にもいろいろあるんでしょうけど、色んな言葉が散りばめられているような歌詞は、僕には書けないですねぇ。一つの筋が通った詩になってしまいます。(^-^;
先日、漫画家の吾妻ひでおさんが、お亡くなりになりました。それに関連して、読売新聞には、小説家の新井素子さんによる追悼の記事が、掲載されていました。
新井素子さん。学生の頃(というか、子供の頃)、よく読んでいましたねぇ。
「絶句」が特に好きでした。そして、「絶句」の表紙イラストを描いていたのが、吾妻ひでおさんでした・・・・・・。
ひととおり新井素子さんの小説は持っていたのですが、引っ越しやらなんやらで捨ててしまったんですよね。今考えると、とても残念です。せめて、「絶句」だけでも、置いておけばよかった・・・・・・。
絵を描く方の好きな作品が、その絵柄からわかったりすることがありますよね。これは、文章にも当てはまるものでしょうか。
もしそうなら、僕の文章にも、どこかしら、新井素子さんの影響があってもおかしくはないのですが。それぐらい、好きで読みましたから。(*^-^*)
そうそう、追悼記事で久々に読んだ新井素子さんの文章、昔と全く変わっていない、体言止めを多用する「素子節」で、とても嬉しかったです。
さて、閑話があまり長くなってもいけません。今回はここまでにいたしましょう。
次回190編のマイルストーンは、おそらく年末頃になると思います。これから、年の瀬で忙しくなる上に寒さも増してきますが、皆さま、体調を崩されることのありませんように。
それでは、190編のマイルストーンで、またお会いいたしましょう。
くにん