みなさん、こんばんは。くにんです。
前回のマイルストーンでは「夏なのに梅雨に戻ったような天気」というようなことを書いていたのですが、9月も半ばとなるとずいぶんと秋めいてきましたね。今年はここ数年よりも残暑が厳しくない、涼しい9月のような気がいたします。
さて、約360編のマイルストーンです。いつもの通り、肩の力を抜いた閑話です。
まずは、御礼を。
いつも「月の砂漠のかぐや姫」を始めとする創作物を読んでいただいて、ありがとうございます!
「月の砂漠のかぐや姫」は約3年半、1話約2000字、週2回程度の更新を続けてきていて、現在第218話となっています。流石にここまでの話数になると、このブログに訪れてくださった方が、「ちょっと読んでみるか」と気軽に読み始めるには敷居が高いかもしれません。それに、新聞連載小説の様に1日1話ずつ読み進めるのならいいのですが、一息に読むには何話にも分かれているのは読みにくいかと思います。
くにんは、考えました。
いっそ、紙の文庫本にしてしまおうと。
「おおう。正気か、くにん! 自主出版には費用が何十万円も掛かる上に、返本の山を保管する場所も必要だぞ!」
冷静なアドバイスありがとうございます。<m(__)m>
僕もそのように考えていたのですが、書店を通さない自主出版、要するに同人誌であれば、もちろん印刷冊数にもよりますが、およそ数万円という現実的な価格で印刷可能のようなのです。
印刷技術も進歩していますし、昔よりも安価で綺麗な同人誌ができるんでしょうねぇ、多分(よう、知らんけど)。
「月の砂漠のかぐや姫」の過去分を読み返すと、誤字や表現ミスが多数あるのに気が付きましたから、単純に過去のデータをそのまま印刷用の原稿にするわけにはいきません。訂正や加筆をしながら文庫本の元データを作っていかないといけないです。それに、入稿作業などは初めてのことですので、文庫本の体裁なども色々と調べてみないといけません。判らないことだらけです。(一一")
これは、現在のところまででも文庫本6冊ぐらいになる「月の砂漠のかぐや姫」に、いきなり取り掛かるのは危ないですね。
そこで、練習を兼ねて掌編短編集の文庫本を作ろうと思っています。
その短編ですが、今節は「アルミの懐中電灯」が入っています。
本作は、ムラサキさんがnoteで編んでおられるアンソロジーに投稿したものです。この回のアンソロジーのテーマは「懐中電灯」でした。
どうも僕が8月に書く短編は、戦争が絡んで来ることが多いようです。特に意識はしていないんでけど、やはり戦争関係のインプットが多い時期なんでしょうね。
本作の最終場面をどうするか、最後まで悩みました。当初案は、ポンッと時代が飛んで、もっと無機質な、でも、その代わりに、感情の本質について考えることを促すような状況を考えていました。ただ、ここまでの話の流れとの親和性があまりうまくいかなかったので、流れに即した最終場面としてみました。
さて、先ほどちらりと触れましたが、現在、くにんの掌編短編集の文庫本の原稿を作成中でございます。通勤・通学の際にお読みになっても恥ずかしくないものにするつもりですので、完成の折には是非お手に取っていただければ幸いです。
もちろん、原価割れのサービス価格で、ご提供させていただく予定ですのでっ。(*'ω'*)
前回のマイルストーンの後に、「誰がために鐘は鳴る」(著アーネスト・ヘミングウェイ)を読み終わりました。面白かったですねぇ。情景が自分の中に映画を見ているかのように様に浮かんできました。ああいうラストになるとは思いませんでした!
今は「ゲド戦記」(著アーシュラ・K=グウィン)を読み始めたところです。
ファンタジーです。ファンタジー保守本流です。しっかりと構築された架空の世界でどんどんと話が進んでいくので、巻頭にある地図と見比べながら読み進めます。
はい。くにん的にドストライクです。!(^^)!
まだ1巻を読み始めたところですが、シリーズは6巻までありますから、しばらくはこの作品世界に浸っていられます。ああ、やっぱり長い作品って良いなぁ。
さて、今回はこの辺りでおしまいにしたいと思います。
新型コロナ感染のリスクがまだ高い状態が続いています。くれぐれもお身体にはお気を付けください。また、掌編短編小説の文庫本作成が進行しましたら、ご報告させていただきます。
それでは、次回「370編のマイルストーン」で、お会いいたしましょう!