みなさん、こんばんは。くにんです。
2025年最初のマイルストーンです。
昨年の夏はとても暑く、しかも、それが長い間続きました。その勢いで今冬は暖冬になるのかと思っていたら、割と寒い日が多い冬らしい冬になっている気がします。
僕の住んでいるところでは、雪が降ることはとても珍しく、チラホラと舞うことがあれば子供たちがキャッキャッと騒ぐぐらいです。でも、雪がたくさん降る地域では、今年は大変だそうですね。雪降ろしなどでお疲れのことと思います。お怪我や事故がありませんように。
さて、いつもの通り、肩の力を抜いた閑話です。
まずは、御礼を。
いつも長編物語「月の砂漠のかぐや姫」や短編・掌編小説等の創作物をお読みいただき、誠にありがとうございます!
「月の砂漠のかぐや姫」ですが、第二幕がまだ終わっていません。(笑) 作者も羽磋たちが地上に戻ってきたらすぐに終わると思っていたのですが・・・・・・。でも、もう、終わります。ホントに。よう、知らんけど。
確かに、第三幕の舞台は第二幕のヤルダン一帯からガラッと変わるので、第二幕のあれやこれやをきちっと描いてから終わろうとすると、それなりに話数がかかってしまいます。とは言え、そこは選択と集中。いま深く掘り下げられなかったところは、後で掘り下げればいいのですから。(後でって、いつ?)
第二幕は羽磋を中心とした物語でしたが、第三幕は我らがヒロイン輝夜姫を中心とした物語になります。あれ? 違いますよ。当物語のヒロインは、理亜ではないですよ。回想シーンではなくて、本編に輝夜姫がきちんと登場するのは、何年かぶりになるのでしょうから、そう思われても仕方がないのですが・・・・・・。
前々からお話していました「月の砂漠のかぐや姫」の単行本化、頑張って進めております!
これについては、最後にお知らせがあります。
今節には、短編小説「冤罪」が含まれています。
この作品は、ムラサキ(アオ)さんがnoteで主宰されているアンソロジー「眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー」に投稿したものです。今回のアンソロジーのテーマは「冤罪」でした。
僕は、テーマを仮の題名にして短編を書き進め、最後に本当の題名を決めることが多いのですが、今回は仮題である「冤罪」以上に良い題名が思いつきませんでした。「そのまんまかいっ」と自分で突っ込みながらの本題決定でございました。
本作のモチーフとしてアダムとイヴの話(?)を使っています。これは、キリスト教の方にだけでなく、多くの方に知られている話ですので、モチーフとして使いやすいです。
本作の中で「自分は『アダムの子』か『イヴの子』か」の選択が出てきますが、読んだ方にも「自分ならどっちを選ぶだろう」と考えていだこうと、構成に悩みました。主人公が「君ならどうする」と読者に語り掛けるようなメタ小説にしようかとも思ったのですが、書いているうちに自然とこういう構成になりました。ちょっと大げさな言い方になりますが、「自分の生」を考えるきっかけになっていれば、とても嬉しいです。
この節で、「小説 十八史略」(著:陳 舜臣)全六巻を読み終わりました。他の歴史小説や教科書で知っていた事件や人物がどんどん出て来て絡み合い、とても面白かったです。
この本は中国歴代王朝の興亡を中心とした歴史読本なのですが、描かれているのは宋末までなんですよね。もともとの「十八史略」(南宋の曾先之がまとめた歴史書)が記しているのが南宋までなので、仕方がないと言えば仕方がないのですが、清末ぐらいまで読みたかったです。
いまは、昨年の文学フリマ大阪で購入した、「銃拳使いと自動人形」(著:齊藤 紅人)を読んでいます。一昨年にこの方の書かれた「竜斬の理」を購入・読了させていただき、とても面白かったのでこちらも購入させていただきました。「竜斬の理」の続編も書いていただけらとても嬉しいんですけど。(#^.^#)
ところで、「あれっ」と思われた方、いらっしゃいますでしょうか。
僕は当ブログなどのネット上では「くにん」として活動していますが、文庫本などの紙媒体で活動する時は「秋野 紅人」と名乗っています。そうなんです。同じ「紅人」さんなんです。齊藤さんは「べにひと」とお読みするそうで、読み方は違うのですが、同じファンタジー系の文筆畑で「紅人」さんに出会えるとは、とても親近感を覚えてしまいました。
あ、そのような僕の一方的な親近感とは関係なしに、「竜斬の理」も「銃拳使いと自動人形」もとても面白いので、機会があれば是非お手に取ってみてください!
ここで、お知らせでございます。
先ほどの話にも出てきた「文学フリマ」。一般の方が自作の小説本などを持ち寄って販売する、フリーマーケットです。コミックマーケット、いわゆる、コミケをご存じの方なら、その小説(エッセイや詩なども、もちろん含みます)版だと思っていただければ良いと思います。
前回のマイルストーンでも、「参加しようかどうか迷っている」とこれに触れたのですが、決心いたしました。
くにんは、「文学フリマ大阪13」に参加いたします!! ブース名は「秋風堂書房」です!!
もう申し込んじゃいました。参加料も払っちゃいました。ははは、もう逃げられない。後は自分がやるだけです。「月の砂漠のかぐや姫」の文庫本、必ずここで刊行いたします。短編・掌編小説集も、既刊の「九月の雨はクラゲ色」に新刊を加えたいと思っているのですが、さすがにこれは欲張り過ぎかなぁ。でも、これも出したいですっ。
文学フリマ大阪13
開催日:2025年9月14日(日)
会 場:インテックス大阪2号館(入場無料)
こういうイベントに売り手として参加するのは初めてです。いまから緊張する・・・・・・。
ブースの配置場所等が決まれば、また、こちらのブログで告知させていただきます。
「月の砂漠のかぐや姫」も短編・掌編小説集も、一生懸命頑張って文庫化いたしますので、よろしくお願いいたします!
さて、今回のマイルストーンはここまでとしたいと思います。
次のマイルストーンは、来年度に設置されていると思われます。
現実世界では、卒業・入学、そして、人事異動の時期でもあります。環境が変わればストレスが多くなりますよね。それに、花粉が飛ぶ時期でもあり季節の変わり目でもあります。心身の調子を崩しやすい時期ですので、お気を付けください。
美味しいものを食べ、好きな小説等を読んでリラックスする。そんな時間を持ちたいですね。
それでは、次回540編のマイルストーンでお会いできるのを、楽しみにしております。