2018-01-10 【詩】 日々 詩 冬の冷気に遇えば 夏の暑さを思い 夏の日差しに曝されれば 冬の北風を懐かしむ 何故君は 過ぎた季節を乞うのか 木々が凍える中 汁滴る桃を探すのは もう止さないか 足元を見れば 香り高き苺が 実を結んでいるというのに 暖かき日には 風を感じる服 寒さ厳しき日には 外気を通さぬ服 日々に合った服を着ればよいではないか