掌編・短編小説
絶滅危惧種保護のため、教授はコンピューターにその恐れのある種を探させる。しかし、コンピューターが返してきた答えの中には「ヒト」が含まれていた・・・・・・。
工事現場の警戒模様。大人には見慣れたものでも、子供にとっては・・・。500文字未満のほんわか掌編小説です。
気軽に読める掌編小説です。暖かな日差しに心が穏やかになる春。その中で少しだけ寒気を感じることがあったとしたら、ひょっとしたら・・・。
東欧の石造りの町。一軒の家の窓辺の景色を題材とした小さな叙事詩です。
冬の夜。塾帰りの高校生の会話をとらえた掌編小説です。
数世代は昔の古い宇宙船が前触れもなく宇宙港へ入港してくる。貨物を積み降ろしする様子も見せない不審な船だが、涙を浮かべてその船を眺める者もいる。先輩管制官が後輩に語るその船の正体とは。
「自分」というものを重苦しく感じる若者が、ある見方をすることで気を楽にできた。まぁいろんな見方があるということで、という小説です。(#^.^#)
「思い込んだら命懸けで努力した結果、ようやく俺はあと少しで夢を実現できるところまで来た。それなのに・・・」 思い込みが強い男が巻き込まれた奇妙なストーリーです。
古ぼけたアルミの懐中電灯。それが照らしてきたものは、何だったのでしょうか。じんわりと心が温かくなるような短編です。
霊界の存在が人に受け入れられた世界で、男が召喚された裁判員裁判とは。シニカルな掌編小説です。
「僕は知らなかった。一目惚れが本当に存在するなんて」 ひょっとしたら、似たような経験は誰にでもあるのかも。高校生主人公とした青春掌編小説です。
魔法探偵とも呼ばれる探偵、諏訪部 涼魔は、今日も自分の知的好奇心を満足させる事件がないことを嘆いていた。そんな彼が興味を示したのは、帝国博物館の特別展示を知らせる新聞記事。その展示とは、クノッソス宮殿遺跡にまつわるものであった。
今日も始まりました冥界ラジオ! 偶然周波数があったそこのお人、短い番組ですから、どうぞ楽しんでいってくださいな!
香りで、ファッションで、音楽で、人を幸せにすることを目指すさくらたち。キラキラとした青春物語です。
雲の下、黒煙を吐きながら夜汽車は空を駆け続けた。天に上がることがかなわぬ魂の救済の為に。しかし・・・。
気が付くとそこは全てが白の世界。僕はいったい・・・。 本当に大事なものが何かを問う掌編小説です。
古ぼけて陰気な講堂には10人に満たない聴講生。大きな本を左脇に抱えた男が彼らに向かって始めた講義は、「魔術理論Ⅰ 序論」というものだった。
当館は最新AI導入で完全無人対応の安心安全な旅館でございます。自慢の露天風呂をゆっくりとお楽しみください。
不器用な昭和一桁男である柳祐一の恋愛を描いた、じんわり系ストーリーです(#^.^#)
夏。高く広がる青空とセミの鳴き声。思い出されるあの顔。じんわりとくる掌編です。
騎士団が攻めるのは辺境に建つ城。しかしそれは、思いの外手ごわい相手だった・・・。 (ショートショートです!)
おとなたちによくあつされたこどもたちのたましいのさけび! おかしをわがてに!!
ツカノマレーベルさんの「「こんな夢を見た」short short story 募集」に応募した作品です。 見事に落選したので解禁。 自分のソフトだと399文字なんだけど、ハテナに上げると411文字。 落選したのはそれが原因かしら(400文字までだったので)(笑)
「カラカラに乾いた砂漠に雨が降れば、みんな喜ぶのに」 響の想いが天に通じたのか、地平線に黒雲が現れる。だが、現地の水汲みの少女は悲鳴を上げて逃げ出してしまった・・・・・・。
昭和19年5月。出征中の夫から民子は手紙をもらった。そこに書かれていたのは「幽霊はいるのだ」という言葉。これまでは、怖がりの民子を気遣って、「幽霊などいないから心配するな」と書いてくれていたのに・・・・・・。
日本が戦後の混乱からようやく抜け出そうとしていたころの、ある若い男の話です。
子供たちは遊びの天才。妖怪の世界でもそれは変わらないのですが・・・・・・。「鬼ごっこ」を題材にした掌編小説です。
本年最後の更新は、唄の始まりにまつわるお話し。これには「こころにパフュームを」のさくらが、語り手として登場いたします。
子供たちって、ほんとに雪が好きですよね。というところから創った、掌編小説です。
第二次世界大戦の「独ソ戦」と呼ばれる戦い。電撃戦を仕掛けるドイツ軍にソ連赤軍は「焦土作戦」で対抗する。赤軍ダヴィット小隊の物語です。