コトゴトの散文

日常のコトゴトが題材の掌編小説や詩などの散文です。現在は「竹取物語」を遊牧民族の世界で再構築したジュブナイル小説「月の砂漠のかぐや姫」を執筆中です。また、短編小説集をBOOTHで発売しております。https://syuuhuudou.booth.pm/

掌編・短編小説

【短編物語】何も書かれていない手紙が途絶えた時 ~サイド ビー

【短編物語】「何も書かれていない手紙が途絶えた時」に別の視点を加えたおまけバージョン、つまり、サイド ビーです。軽い気持ちでお読みいただければ!

【短編物語】何も書かれていない手紙が途絶えた時

妻を残して戦地に向かうロウソク職人に、神父は紙束を渡します……。「蜜蝋」をモチーフにした物語です。

【短編小説】「落穂拾い」の特別展示にて

ミレー作「落穂拾い」の特別展示会に、特別な思いを持って男は向かう。その会場で男は・・・・・・。

【短編小説】恋愛小説家北田文明の新作

人気恋愛小説家北田文明の新作が出なくなってから、もう五年が経つ。新人女性編集者が新しい担当として北田の家を訪れるのだが・・・。

【掌編小説】初盆に綴る手紙

大事なヒトを無くしてから初盆を迎えた男。彼が綴る手紙は、そのヒトに向けてのものだった。

【掌編小説】最優秀死神の秘密

若者の部屋に突然現れた死神は、彼の命を取ることもなく消えた。最優秀と称されるこの死神の秘密とは。

【短編小説】蛇とイヴの物語

「みんな死ねば良いのに」 そう呟く男は、コンピューターキャラクターにイヴと名付け、自分のことは「スネーク」と呼ばせていた・・・・・・。 コンピューターによる自動生成をモチーフにしたSF短編です。

【掌編小説】雪の日のプレゼント

大雪に襲われたクリスマスイブ。子供たちはサンタからのプレゼントを楽しみにしているが、今日配達されるはずのおもちゃが届かない。外を回ってきた夫は開いているおもちゃ屋を見つけられなかったが、それでも「大丈夫だ」と言う。彼がわたしに渡したのは・…

【短編小説】猫飯店事件

文芸部三年の弥永香取は、最後の会誌に力作を掲載しようと一念発起する。しかし設定好きで大作志向の彼女はストーリづくりが大の苦手。幼馴染の涼の助けを借りて挑むが・・・。胸がキュンキュンする青春小説です。

【短編小説】世界で最も関心を集めた手紙

航宙士ヴィータとマグヌスは、同期であるナガタからの救難信号を受けて現場へと向かう。事故現場となった惑星は後に「地球」と呼ばれることになるが、21世紀のある年に発見された手紙が世界中の関心を集める。空間と時間を超えて心がつながる心暖かなSF物…

【短編小説】完全犯罪って、ありますよね

『探偵事務所を訪れた若い女性は、驚くべき言葉を探偵に投げかけた』 魔法探偵シリーズ第一作「雨の呪い」の前日譚です。

【抒情詩】フラーレンの黒棒

軌道エレベーターの遺物の下で語られる想い・・・。抒情詩でもあり掌編小説でもあります。

【短編小説】タワーマンションのショウコウキ

タワーマンションのエレベーターと言えば、最も住人が行き交う、いわば交差点。そこに現れた男の子の正体とは。気軽に読める小話です。

【短編小説】分類の理由

絶滅危惧種保護のため、教授はコンピューターにその恐れのある種を探させる。しかし、コンピューターが返してきた答えの中には「ヒト」が含まれていた・・・・・・。

【掌編小説】黄色と黒色と

工事現場の警戒模様。大人には見慣れたものでも、子供にとっては・・・。500文字未満のほんわか掌編小説です。

【掌編小説】セバビ ヅオレダグヘバ ジャレデ

気軽に読める掌編小説です。暖かな日差しに心が穏やかになる春。その中で少しだけ寒気を感じることがあったとしたら、ひょっとしたら・・・。

小さな叙事詩

東欧の石造りの町。一軒の家の窓辺の景色を題材とした小さな叙事詩です。

【掌編小説】美しい夜

冬の夜。塾帰りの高校生の会話をとらえた掌編小説です。

【掌編小説】ボクたちはナンバーワンでもオンリーワンでもなかった

「自分」というものを重苦しく感じる若者が、ある見方をすることで気を楽にできた。まぁいろんな見方があるということで、という小説です。(#^.^#)

【短編小説】思い込んだら命懸け

「思い込んだら命懸けで努力した結果、ようやく俺はあと少しで夢を実現できるところまで来た。それなのに・・・」 思い込みが強い男が巻き込まれた奇妙なストーリーです。

【短編小説】アルミの懐中電灯

古ぼけたアルミの懐中電灯。それが照らしてきたものは、何だったのでしょうか。じんわりと心が温かくなるような短編です。

【掌編小説】招待状:裁判員として出頭せよ

霊界の存在が人に受け入れられた世界で、男が召喚された裁判員裁判とは。シニカルな掌編小説です。

【掌編小説】僕が知らなかったことと知っていること

「僕は知らなかった。一目惚れが本当に存在するなんて」 ひょっとしたら、似たような経験は誰にでもあるのかも。高校生主人公とした青春掌編小説です。

【短編小説】クレタ島の迷宮

魔法探偵とも呼ばれる探偵、諏訪部 涼魔は、今日も自分の知的好奇心を満足させる事件がないことを嘆いていた。そんな彼が興味を示したのは、帝国博物館の特別展示を知らせる新聞記事。その展示とは、クノッソス宮殿遺跡にまつわるものであった。

【掌編小説】冥界ラジオ

今日も始まりました冥界ラジオ! 偶然周波数があったそこのお人、短い番組ですから、どうぞ楽しんでいってくださいな!

【掌編小説】ムラサキの香り  ~ココロにパフュームをⅣ

香りで、ファッションで、音楽で、人を幸せにすることを目指すさくらたち。キラキラとした青春物語です。

【掌編小説】夜汽車

雲の下、黒煙を吐きながら夜汽車は空を駆け続けた。天に上がることがかなわぬ魂の救済の為に。しかし・・・。

【掌編小説】ガムテープを貼る

気が付くとそこは全てが白の世界。僕はいったい・・・。 本当に大事なものが何かを問う掌編小説です。

【掌編小説】魔術理論Ⅰ 序論 第一回

古ぼけて陰気な講堂には10人に満たない聴講生。大きな本を左脇に抱えた男が彼らに向かって始めた講義は、「魔術理論Ⅰ 序論」というものだった。

【掌編小説】最新AI導入! 完全無人対応で安心安全な旅館!

当館は最新AI導入で完全無人対応の安心安全な旅館でございます。自慢の露天風呂をゆっくりとお楽しみください。