コトゴトの散文

日常のコトゴトが題材の掌編小説や詩などの散文です。現在は「竹取物語」を遊牧民族の世界で再構築したジュブナイル小説「月の砂漠のかぐや姫」を執筆中です。また、短編小説集をBOOTHで発売しております。https://syuuhuudou.booth.pm/

【閑話】#もの書き100問100答

 

 

こんばんは、くにんです。


「#もの書き100問100答 」
これは小野 ぽのこさんがnoteで作られたとても魅力的な企画です。もともと設定されていた期間は終了しているのかもしれないのですが、僕がフォローさせていただいている書き手さんの回答を興味深く拝読させていただいているうちに、自分でも回答したくなってしまいましたので、やってみたいと思います

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1.どんな作品を書いている?

ゴビの砂漠を舞台に遊牧民族「月の民」の少年少女が頑張る長編ファンタジー「月の砂漠のかぐや姫」と、SFだったりファンタジーだったりの短編・掌編小説。短編・掌編は主に「NEMURENU」(「眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー」)というムラサキさんが主宰されているアンソロジーに投稿しています。詩も好きで書いています。

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2.どんな作品を書くのが一番好き?

現実そのものでななくて、どこかしらに「不思議」がちょっと入る作品。

 

3.ペンネームの由来は?

子供の頃に遊んでいたTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)で使っていたキャラクターの名前からです。紙媒体の創作活動では「秋野紅人」というペンネームを使用しています。

 

4.いつから創作を始めた?

小学校3,4年生ぐらいに、友達と漫画を描いてました。その後にTRPGをするようになってシナリオを多数つくりました。

 

5.創作を始めたきっかけは?

漫画や本を読むのが好きだったので、自分でもやってみたかったのだと思います

 

6.初めての創作の思い出は?

当時は自信満々で描いていたようです。シュールなネタに憧れていたようなのですが、上手くいっていませんでしたねぇ。

 

7.子どものころ作文は得意だった?

大の苦手でした。

 

8.創作していて一番幸せな瞬間は?

自分の頭の中の世界が形となって現れる瞬間。

 

9.書くうえで譲れないものはある?

自分が作品に込めた「伝えたいこと」や「考え」。それをどう受け止め解釈するかは読者に委ねられますが、作品を書くところまでは作者の範疇なので。

 

10.あなたにとって「書く」とは?

自分の中の「想像」を、この世界に「創造」すること。

 

11.将来どんな書き手になりたい?

もっと滑らかな文章を書けるようになりたいです。

 

12.文章力を磨くためにしていることは?

書くときには、できるだけWEBで表現や熟語の間違いがないか調べるようにしています。

 

13.「良い文章」とはどんな文章?

読みやすい文章だと思います。

 

14.読書は好き?

子供のころから大好きです。本を読み始めると、声を掛けられても気が付かないような子供でした。現在は通勤時間のみが読書時間ですが。(;一_一)

 

15.憧れの作家は?

特に上げるとすれば、いとうせいこう、アーサー・ランサム。他多数の作家さん、です。

 

16.好きな本は?

「ノーライフキング」、「ツバメ号とアマゾン号」シリーズ。あと、「レ・ミゼラブル」と「ダルタニアン物語」も挙げたいです。

 

 

 

17.繰り返し読んでいる本は?

昔は読む本が無くなると、アガサ・クリスティの作品を何度も読み返していました。

 

18.今読みたい本は?

先日「ゲド戦記」を読み終えたので、アーシュラ・K・ル=グウィンが書いたそれ以外の作品を読みたいです。と、思っていたのに、塩野七生さんの「わが友マキアヴェッリ」を読み始めてしまった。(@_@)

 

19.自分の創作に影響を与えた人やものは?

今までに読んだ、見た、触れた、全てのものです。

 

20.本やnoteなど他者の作品で好きな一文は?

少女漫画の名作「CIPHER」(著:成田美奈子)の中で出てくる「愛って増えるのよね。10あるものを分配するんじゃなくて、おまえにも10、ロイにも10」という台詞。

なんやかんやで悩む双子の息子の一人に母親が話す言葉ですが、「愛って分けるのでなくて増えるんだ」という気付きが今でも心に残っています。

 

21.本やnoteなど他者の作品を読むときについ注目するところは?

作品の面白さもさることながら、文章の滑らかさに注目してしまいます。(自らのコンプレックス故に)

 

22.無人島に本を3冊持っていけるとしたら何を選ぶ?

何でしょう……。「聖書」を一冊持って行けば、いろんな意味で有用かと。(持ってませんが)

 

23.10年前の自分にひと言伝えるとしたら?

もう少ししたら大好きな創作活動に戻れる。頑張れぇ! 

 

24.10年後の自分にひとつ質問できるとしたら?

「月の砂漠のかぐや姫」はどこまで進みましたか?(「いつ書き終わったか」とは聞いていない(涙))

 

25.今だからこそ言える創作の失敗談は?

自分なりに頑張って構成に工夫を凝らした作品があるのですが、それを公開した後に出版されている本で同じような工夫を発見しました。いやぁ、人間が考えることは同じですねぇ、アハハ……、ハァ。

 

26.書くこと以外で創作をしている?

絵を描いていた時もありましたが、今は書くことだけです。

 

27.もし書くことを禁止されたら何をする?

絵や歌に移行しますかねぇ。でも「創作」を止めることはありません。

 

28.余命一週間と宣告されたら創作する?

「創作」はすると思いますが、残された時間で形にできるとしたら「詩」になりますか。

 

29.生まれ変わっても「もの書き」になりたい?

なりたいですが、「絵描き」と「歌うたい(シンガーソングライター)」にもなりたいです。

 

30.もの書きとしての自分の強みは?

自分ではよくわかりませんが、結果的に継続して作品を作り続けられていますから、完成させる力と継続性ですか。

 

31.もの書きとしての自分の弱みは?

発想の飛躍がない。文章が読みにくい。

 

32.創作における座右の銘は?

始めたからには完結させる。

 

33.自分の作品の魅力を3つあげるとしたら?

作品にもよりますが、「ちょっと和む読後感」、「作品の前後や奥行きを想像して楽しめる」、「同じ人が書いているとは思えないような幅広いバリエーション」という魅力があれば、嬉しいです。

 

34.自作で気に入っている作品を1つあげるとしたら?

「黒い羊」。とにかく苦労したので。

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35.自作で一番目に読んでほしい作品は?

「ココロにパヒュームを」。すごく自分らしい作品、と自分では思っております。

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36.自分の作品で好きな一文は?

「しょうがないな、西のきみ

今日は、ぼくが濡れてあげるよ」

(詩「雨に濡れても」より)

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37.自分の作品を色にたとえるとしたら?

藍色。夜空の色。

 

38.自分の作品は五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のどれに寄っている?

視覚だと思いますが、有難いことに擬音を褒めていただくこともあります。(#^.^#)

 

39.自分の作品のテーマソングはある?

幸せなことに、トドマツの根さん(旧「ヤチダモの幹」、「ワタムシ」さん)に長編「月の砂漠のかぐや姫」の劇中歌を作っていただきました。長編の執筆時に聴いております。

 

40.つい書いてしまうテーマやモチーフはある?

プロットを考えていると、どうしても「世界が破滅して終わり」というところに向かいがちになるので、できるだけこれを避けています。オチをつけやすいんですよね、こうすると……。

 

41.つい使いがちな文章表現はある?

長編「月の砂漠のかぐや姫」は物語なので、語り手が話しかけるような主文になっています。そこで、調子を整えるために、「そうです」という言葉をよく挿入してしまいます。

 

42.次はどんな作品を書きたい?

ほんわか甘酸っぱい恋のお話。

 

43.もし自分の作品が書籍化されたら誰に帯を書いてほしい?

アンソロジーでお世話になっているムラサキさんにお願いしたいです。単行本を同人出版した時にお願いすればよかった( ノД`)シクシク… いつもムラサキさんのセンスの良さに感動しているので、いっそ装丁もお願いしたいです!

 

44.もし自分の作品が実写化されたら誰に出演してほしい?

どの作品が実写化されるかによりますが、「月の砂漠のかぐや姫」だとティーンエイジの役者さんにお願いしないといけませんね。

 

45.自分しか読まない日記を書いている?

書いてないです。

 

46.日常で「自分はもの書きだ」と感じる瞬間は?

映画や演劇を見たりして感動するたびに、自分の作品を書きたくなるところ。

 

47.毎日書いている?

仕事と家庭の雑事で忙しく、主に休日だけになりますね。

 

48.書くとき以外にも創作について考えている?

常に頭の中でアイデアをコネコネしております。

 

49.創作を続ける理由は?

好きだから。特に「世界」を創ることが好きです。

 

50.創作のモチベーションを上げる方法は?

一番は演劇を観ることです。色々な創作物に触れることでモチベーションが上がるのですが、一番ダイレクトに刺激を受けるのは演劇からです。

 

51.創作を頑張ったときのご褒美は?

自分では特に設定していないです。「読んでいただける」、それが最大のご褒美です。

 

52.創作をやめたくなったことはある

無いです。忙しくて形にする時間が無くても、頭の中では「月の砂漠のかぐや姫」の世界が動き続けています。

 

53.創作をやめたくなったらどうする?

止めたくなることは無いとは思いますが、もしもそうなったら、またやりたくなるまで待ちます。

 

54.書きたいのにうまく書けないスランプが訪れたらどうやって抜け出す?

書くしかないですねぇ。(笑) そして、後で手直しする!

 

55.どんなときに創作のアイデアを思いつくことが多い?

歩いている時と風呂に入っている時。

 

56.創作のアイデアが思いつかないことはある?

思いつかない状態がデフォルトです。

 

57.創作のアイデアが思いつかないときはどうする?

アイデアの元を常にコネコネします。短編の場合は、たいてい初めに作ったプロットがポシャってから、本当に書きたいアイデアが生まれてきます。(遠慮せずに、最初から生まれてきてよ……)

 

58.複数の作品を同時に進められる?

大きくとらえると長編と短編を同時に書いてはいますが、実際の執筆は一つの作品に集中して進めることが多いです。

 

59.何を使って文章を書いている?PC?スマホ?

PCです。

 

60.書くときにおすすめのツールやアイテムはある?

単行本の原稿編集のために「WORD」を買いました! 互換ソフトよりも便利な機能が多いです。

 

61.いつ書くことが多い?

夜の方がはかどりますが、次の日の仕事が……。

 

62.どこで書くことが多い?

自室のPCです。

 

63.創作の時間を確保するために工夫していることは?

ゲームに手を出さない。やりたいけど手を出さない。スマホのゲームにも手を出さない。艦コレとウマ娘はやっちゃいましたが、むっちゃ創作時間を削って来るので、泣く泣く卒業いたしました。

 

64.書き始めるためのスイッチはどうやって入れる?

スイッチがなかなか入らないのです。PCをつけてからも一通りニュース等を読み漁り、フォローしている方の更新を読みして、なかなか書き始められません。

 

65.書いているときはどんな気持ちになる?

頭の中の世界を形にすることに集中しています。

 

66.書いているときに話しかけられると気になる?

気になります! お願いだから作品世界に没入させてー、です。

 

67.書いているときに集中力を保つコツは?

静かな環境で一人になる事です。

 

68.書いているときに音楽やラジオを聴く?

没入の邪魔になるので聞かないです。

 

69.書いているときに欠かせない食べ物や飲み物はある?

飲み物は必須です。コーヒーがあると嬉しいです。

 

70.息抜きの方法は?

たまに友人とカラオケに行って大声を出すことかな。

 

71.健康面で気を遣っていることは?

リンゴ酢を何年も飲んでいます。効果出ているのかなぁ。止めてどこかが悪くなったら効果があったということなんでしょうけど、そういう試し方はできないですし。

 

72.完成までに一番時間がかかった作品は?

長編「月の砂漠のかぐや姫」は、書き始めてから現在までで4年以上経過しています。それ以外だと、一番苦労した記憶があるのは「黒い羊」です。

 

73.プロットや構成を決めてから書く?

おおむねの流れを決めてから書きます。

 

74.冒頭から順に書く?好きなシーンから書く?

冒頭から順番に書き進めていきます。

 

75.タイトルはいつ決める?

プロットが決まった段階で、タイトルも決まります。

 

76.タイトルをつけるときに意識していることは?

シンプルなものにしようと考えています。

 

77.冒頭の文章を書くときに意識していることは?

冒頭でグッと読者を引き込むようにするのがセオリーなのでしょうが、僕の場合はなだらかに話に入っていくことが多いですね。

 

78.締めの文章を書くときに意識していることは?

「余韻を残す」とか「ダブルミーニングを示唆する」とか、意図した形で終わるように気をつけていますが、やっと締めに辿り着いてヘロヘロになっている場合がしばしばあります。

 

79.漢字とひらがなの使い分けにはこだわっている?

なんとなく気になります。「月の砂漠のかぐや姫」では「今」という感じを使わずに「いま」と表記していますが、その理由はというと「感覚」です。(一一”)

 

80.推敲は何回する?

大抵の場合、短編が完成するのがアンソロジーの締め切りギリギリなので、あまり推敲できていない場合が多いです。後で誤字に気付き赤面することも多々あります。もっと早くに締めまで書いて、しっかり推敲できればいいのですが……。

 

81.ネットで作品を公開していて良かったことは?

僕が創作を始めた頃には、このような形で作品を公開して読んでいただくことができるなんて、想像もしていませんでした。嬉しい限りです。

 

82.ネットで作品を公開していて悪かったことは?

賞に挑戦しようかと思った時期がありましたが、要領を読むとWEBで公開したものは不可となっていました。いまはそのような意欲が無いので問題なしです。

 

83.ネットで公開する前に誰かに読んでもらっている?

もらって無いです。

 

84.スキの数は気になる?

自分の作品がたくさんの人の目に留まれば幸せです! なので、たくさんスキをいただければ素直に嬉しいです!

 

85.自分の作品をどんな人に読んでほしい?

いろんな人に読んでいただきたいです。「月の砂漠のかぐや姫」は小中学生にも読んでいただけたら嬉しいです。

 

86.どんな書き手だと言われることが多い?

優しい書き手と言われます。

 

87.他者評価と自己評価のずれは大きい?

優しさが溢れる作品も書きますが、けっこうシニカルなことも書いていると自分では思います。

 

88.自分の想像よりも好評だった作品は?

「夏 青空 そして 花火」、「マトリョーシカの中身」

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89.より多くの人に読んでもらうために工夫している?

あんまりしてないです。

 

90.コンテストや公募に挑戦している?

1,2回しました。結果は、ね。( ;∀;)

 

91.人に言われると嬉しい言葉は?

まずは読んでいただけるだけで本当に嬉しいです。その上で「面白かった」という言葉をいただけたなら、幸せのあまりニヤニヤ、いや、ニコニコしてしまいます。

 

92.人に言われると残念な言葉は?

「面白くない」は好みの違いや作者の力不足のためなので仕方が無いのですが、あまりにも的を外したことを言われると残念です。

 

93.創作していることを家族や友人など身近な人に伝えている?

伝えています。同人出版した短編集も配りました。(#^.^#)

 

94.家族や友人など身近な人に作品を読まれるのは恥ずかしい?

近しい人は大丈夫です。むしろ、仕事上でつきあいがある人やそれほど親しくない友人の方が恥ずかしいです。

 

95.自分の作品をTwitterなどでシェアされるのは嬉しい?

嬉しいです! 有難いです! よろしくお願いします!

 

96.他の書き手と自分を比べて落ち込むことはある?

自分と比べて「上手いなぁ」と感心することはたくさんあります。

 

97.他の書き手と自分を比べて落ち込んだときの対処法は?

見習うべきところは見習って、後は自分の文章の「味」だと割り切る、でしょうか。

 

98.他の書き手と積極的に交流したい?

ゆっくりボチボチとお願いいたします♡

 

99.今ぱっと思いついた推しの書き手の作品は?

東雲そらさんの「屋上ランデブー」シリーズ。

怜久井絵夢さん「美大生に明日はない」シリーズ。

どちらもどんどんと読み進めたくなるシリーズものです。

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100.他の書き手に聞いてみたいことは?

皆さん、どうやって創作作業に入るスイッチを押しているんですか! 僕のスイッチ、なかなか硬くて押しづらいのです。

 

 

 

 

 

終わったぁー!

書く方も疲れましたが、読む方も疲れましたよね。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

 

そして、文末にはなりますが、小野 ぽのこさん、素敵な企画を作っていただいて有難うございました!